進化したブラインド

仕事の関係上車で街中を走り回ることが多いのですが、最近新築の住宅をよく見かけるようになりました。
クズネッツ周期という言葉を知っていますか。
経済学を学んだ人にとっては基礎中の基礎なのですが、建築周期ともいわれ20年毎におとずれるという経済周期のことです。
劣化した建物をを建て替えることによって景気が再興するというものです。
リフォームや修繕産業が活気を帯びてきてだいぶ経ちますので、おそらくこの小さな新築ブームはそれといえるでしょう。

とはいえ不況の出口は見えません。
そのような中家を建てる人は家の中だけでも明るくしようといろいろと趣向をこらしているようです。
皆、部屋の間取りはもちろん、リビングや、バス・トイレ、果てはキッチン小物にいたるまで様々なこだわりをもっているようです。
そのような中今再び注目されつつあるのがブラインドだと言います。
かつて、目新しさや美しさ、調光性といった長所を生かし一度流行っていたのですが、最近まで下火となっていました。
手入れの難しさや、メカニカルな部分を為壊れやすいといったことが理由だったようです。
しかし、近年のブラインドは過去の物と比べればかなり品種改良が進みそれらの欠点は改善されています。

一番改良されたのはスリットです。
スリットとは連なって光を遮断する羽一枚を差す用語です。
従来はそこに穴を開けて糸を通していたため、全閉にした状態でもその穴から光が漏れてしまうということがありましたが、スリットに穴がない製品が登場しています。
また、スリットにコーティングを施し埃を寄せ付けにくくしたり、熱を反射する塗料が塗られているものもあります。

ここまでのスリットはかつての欠点を補完するものですが、そうでないものもあります。
これらは、従来のカーテンでは実現ができないことです。
まず、木製のスリットです。
家の中の部屋の安住の地として求めるなら空間の雰囲気は非常に重要となってくるでしょう。
その時、非常に落ち着いた雰囲気を出せる木製スリットは重宝します。

また、和室風にしたい時で、障子にすると奥行きを必要としますし、採光したいときでも常に半面は閉ざされてしまうという欠点があります。
その代替品として木製ブラインドが注目されます。

次ぎにマジックミラー的な特性を持ったスリットです。
これは全閉している状態でも光をある程度通す事が出来るというものです。
部屋の内側が明るい場合は外から見えてしまうことにもなるので使い方が難しい部分もありますが新しい試みとしては評価できるでしょう。

最後にこれは私が一番関心したものなのですが、光触媒素材を使ったスリットです。
光触媒という漠然とした言葉ですが、光を使って半永久的に部屋の臭いの成分を分解してくれるものです。
光触媒は少し前から存在するものですが、それを常に光を受けさらに部屋の中に存在するブラインドに取り入れたのはすばらしいと思います。

家の新築を考えている人も、そうでない人も一度ブラインドでの採光ついて再考してみてはいかがでしょうか。

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